今回、ユニークピースの撮影に応募してくださったのは、なんと！　沖縄のヘアサロンatelier【es】HAIRDESIGNのSAYAKAさんと、沖縄在住の濱本あやのさん(43歳)。この撮影のためだけに、東京まできてくださいました。濱本さんは、事務職のお仕事をされています。

「2年ほど前、自宅の近くの通り沿いに、手入れが行き届いたサロンができたな、一度のぞいてみたいな、と思って訪れたのがesでした」と濱本さん。その直感は正しかったよう。以来、ヘアのことはSAYAKAさんにお任せです。

「esにはいつも活気があって、スタイリストのカットはみなさん個性的でおしゃれ。時々、放っておいてほしいなというときも空気をよんでくれて、サービスが過剰すぎない居心地のよさが気に入っています」(濱本さん)

オーダーは、基本的にはお任せ。少し前にSAYAKAさんにつくってもらったアシンメトリーのスタイルが周りから評判でお気に入り。今回もそのシャープ感を大事に、レングスと重さのバランスを整えてもらったそう。

「女性らしさと可愛らしさを持つ濱本さんですが、じつはロードバイクで長距離を走っているアクティブな面も。洗いざらしで決まって、女性らしさとマニッシュな内面と、そんなギャップを楽しんでもらえるようにデザインしました」(SAYAKAさん)

ベースは前下がりのグラデーションボブで右サイドを少し短くし、常に片方を耳にかけているようなバランスに。毛先は重さを残し、毛束感を出したい箇所に小さな空間を開けるように削いでいます。

耳後ろにはサイドから見たときの前後の距離感に大きな切り込みを入れ、重めではねにくいデザインをつくりました。「重さの中にも、肌の見え具合と毛束の動きで軽さを感じられるバランスを作りました」(SAYAKAさん)

カラーもパーマもなし。シンプルにカットだけで、さわやかな笑顔に似合う大人ボブが完成です。

「いつも頭の骨格を見て触って、特徴を捉えたうえでカットしてくださるんです。だからでしょうか。毎回、自分にぴったりと似合う仕上がりになるんです。そして、技術だけでなく、個性に合わせたスタイルを提案していただいていると思います」と、安心してSAYAKAさんにお任せしているという濱本さん。

「SAYAKAさんは元気でおしゃれ。人を惹きつける魅力がある、いつも光を放っているようなパワ―のある女性です。技術だけじゃなくて、元気を分け与えてもらっているかんじです」(濱本さん)

自分の個性を見極めて、「わたしにぴったり」を実現してくれる。そんな美容師さんに出会えたら、普段の笑顔にも自信が持てそうです。

へアサロン：atelier【es】HAIRDESIGN　ヘア担当：SAYAKAさん

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撮影：中村彰男　文：丸山はなこ

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