2013年08月14日
しなやかな物腰とおだやかな口調で、周囲の人をほっとなごませてくれるランボー亮子さん(41 歳)。それもそのはず、現在のお仕事はカウンセラー。小児のターミナルケアを専門にされているそうです。
お仕事がら、自分に似合う髪型は必須。「違和感は患者さんに不安を与えてしまうので」というコメントにも職業意識がにじみます。
とはいえ、そんなランボーさんも、才田さんに出会うまでは「ヘアスタイルは邪魔にならなければ良い」という選択をしてきたそうです。量が多くてクセがある髪質。なかなか想い通りにくいということもあったよう。
さらに30代の頃は、フランス人のご主人との間に生まれたお子さんの子育てに忙しく、なかなかヘアスタイルに対して積極的になれていなかったそう。
才田さんとの出会いは、そんなランボーさんの「髪」に対する考え方を変えてくれた出会いでした。「どんなに動いてもまとまるし、それでいてカチッと固まらない感じ。才田さんに担当してもらってからは、髪に対して自分自身も積極的になってきました」
今回のヘアスタイルは、才田さん曰く「ボリュームを出す部分は出す、締める部分は締めるという、メリハリのきいたスタイル」だそう。
髪がやや硬くて太さもある髪質のランボーさん。
「ベースはやや前下がり。耳下のアンダーセクションは2センチ程度短くカットしたステップボブ。アンダーを軽めに、オーバーを厚みをもたせることで、おさまりを良くしています」(才田さん)
バレエをしているので、後ろでまとめやすい長さもキープされています。
今では、提案をしてもらうだけじゃなくて、どんどん新しいチャレンジをしたいという気持ちになっているというランボーさん。「髪はいつか伸びるものだから。もっと冒険したいって思うようになりました」。それも、才田さんへの全幅の信頼があってこそ。「こんなのは似合いますか?と、どんどん質問をして、アドバイスをもらっています」
理想的な関係を築いているランボーさんと才田さん。素敵な美容師さんと出会うと、新しい扉を開けるものなのですね!
ヘアサロン:BRIDGE(ブリッジ)
ヘア担当:才田とおる さん ホームページはこちら
撮影/野沢孝太(BRIDGE) 取材・文/増田ゆみ
関連記事