2013年06月05日
名古屋をベースにジャズシンガーとして活躍されている赤崎真由美さん(53歳)。名古屋ブルーノートで単独ライブ、3枚のアルバムをリリースしている実力派アーティストです。
「音楽って嘘をつかないので、本来の自分がそのまんま出ちゃうんです。これまでの自分をもっと進化させたい。歌も自分もこれまでのスタイルを変えていきたいと思っていました」(赤崎さん)。
そんなとき、ネットで浦さんの作品を発見。思い切りのよいスタイルとセンスにほれ込み、FLOWERSに来店されたそうです。
「スタイルもカラーもお任せ。前髪を短くするのもOKとオーダーしました。浦さんは、“前髪切るのもいいと思いますよ~。かわいいと思います~”って、すごく自然体で(笑)。おかげでリラックスできました」と赤崎さん。
浦さんは、「お仕事についてもうかがっていたので、まず、ステージでジャズを歌っていらっしゃる姿を想像しました。ライトがポンッとあたって、微笑んでいらっしゃるシーンです」と、イマジネーションを広げたそうです。そして、実現したのが大人かっこいいこのスタイル。
「女性らしいやわらかな質感と、エッジの効いたカラーリング。あとは思い切り表情が出るよう切り込みました」と浦さん。
長短をつけながらレザーカット。耳後ろには動く毛束を残し、トップは短く切り込みボリュームをプラス。前髪はまゆ上で束感を出しながらカットしました。
カラーリングのテーマは、「ジャジーピンク」。ベースは地髪を生かし、前髪、サイドの内側、バックサイド にランダムにブリーチでハイライトを入れています。さらにその上からレッドバイオレットをオン。
大人の女性の魅力に、おしゃれ感をプラスした個性的なスタイルの完成です。
「気分がとても軽くなりました。ヘアスタイルを変えてから、ファッションも振る舞いも変わったように思います。周りからも元気そう、ステキになったと好評です」と赤崎さん。進化に向けての変身は、大成功だったようです。
これまでの延長ではなく違う自分の魅力を発見したい。そんなとき、いっしょにコラボレーションしてくれる美容師さんとの出会いは、素敵なターニングポイントになるのかもしれませんね。
ヘアサロン:FLOWERS(フラワーズ) ヘア担当:浦さやか
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ