2013年05月18日
ご主人と一緒に、保育園の経営に携わられている髙林薫さん(45歳) 。おしゃれのお手本はハル・ベリー、行きつけのショップはエストネーション、ロンハーマン。
そんなおしゃれ上級者の髙林さんが、センスの良さを信頼して6年指名しているのがRougy(ロージ)の薫森さん。
「いつも飽きないように微妙にスタイルを変えてくれるんです。ぼんやりと自分の中で空想しているスタイルを、ずばり形にしてくれるのが薫森さんのすごいところ」と髙林さん。
そんな薫森さんが髙林さんに提案した今回のスタイルテーマは、『60年代風のジオメトリックなマッシュルームを今風にアレンジ』。
「同じマッシュヘアでも、カットで重心を持ちあげることで、バランスのいい形に。耳まわり、えり足は、きゅっとしめるようにカット。トップは表面だけ少しレイヤーを入れることで、表面に動きが出やすくしています」(薫森さん)
ユニークピース世代に多い、「髪がぺたっとしてしまう」という悩みは、カットのテクニックでも解決可能なんですね。
「スタイリングも大事ですよ。髪が濡れている状態で軽い質感の洗い流さないトリートメントを全体につけます。次に、根元からざっくりとドライヤーの風を入れてドライ。特にトップの分け目部分は、根本を起こすように乾かすのがコツです」(薫森さん)
カラーはオレンジベージュ、アッシュ、ナチュラルブラウンの7トーンを、1:1:1で配合。明るすぎず軽さのでるアッシュオレンジブラウンは、ベージュのカットソーやホワイトシャツをさらりと着こなす髙林さんの印象にぴったり。
「子供が中学生になって手がかからなくなってきました。そのためなのか、人間的にひとまわり大きくなって、落ち着いて過ごしたいなと思うようになってきました。
おしゃれも、目立ちすぎず、リラックスした自然体の自分がテーマです」と髙林さん。 頑張りすぎないけれど、適度に流行を取り入れたい。 そんなユニークピース世代の一番の味方は、センスのいい美容師さんかもしれないですね。
ヘアサロン:Rougy(ロージ) ヘア担当:薫森正義
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ