2013年10月29日
「スプラッシュに通うようになったのは大学生の頃なので、もう20年になります。tomoneさんには5年担当していただいています」とお話してくださったのは佐藤亜矢子さん(40歳)。4年生、2年生、8か月と3人のお子さんのお母さん。撮影には4年生の有彩ちゃんと、8か月の剛輔くんと参加してくださいました。
ヨガインストラクタ―という佐藤さん。凛とした雰囲気が、とてもステキです。
今回のスタイルは、
「産後脱毛で前髪が抜けたあとに生えてきた新生毛がいま3㎝くらい。これがピンピン出てきて気になって……。あと、ボリュームが出ないのもなんとかしながら、イメチェンしたいとオーダーしました」と佐藤さん。
脱毛とボリューム。産後のママの共通の悩みです。tomoneさんは、このオーダーにどう応えたのでしょうか。
「前髪をつくってカバーしました。また、子育て中なので結べる長さに。ヘアアイロンで巻いたりしなくても自然にボリュームが出るようにカットしました」(tomoneさん)
長さは、肩につくかつかない程度でカットし、横のボリュームを出すためにレイヤーを少し入れて動きを。軽いニュアンスがプラスされました。襟足の内側の毛をけずり、上からかぶってくる髪の重さで自然に髪が内側に入るように設計してはねを防止。再現性の高いセミディヘアの完成です。
カラーで使用した薬剤は、ハーブカラー(香草カラー)。普通のヘアカラーと違い、脱色剤が入っていないため、白髪や退色したところにしか色が入らないのが特徴。「だからこそ、本来の自然な色を表現できるんです」(tomoneさん)。ダメージレスのため、ユニークピース世代に好評だとか。
今回のスタイル、いかがですか?
「じつは、tomoneさんと相談してたら、急に切りたくなっちゃって。ロングをばっさり切ってもらいました。久々に軽くなって気持ちがいいし、ハーブカラーでつやつやサラサラ。大満足です」と佐藤さん。
「若い頃は飾ることに意識が向いていたけれど、自分の身体の内側、もっというと、心がきれいじゃないと美しさは出ないということを、ヨガを通じて教わりました」と佐藤さん。そんな佐藤さんだからこそ、サロンの雰囲気にもこだわりが。
「スプラッシュは、アットホームで敷居が高くない空気感があるんです。商売しているお店ということを忘れちゃうかんじ。考えてみれば、わたしは、大勢お客様がいる中の一人でしかないのに、全スタッフがほんの小さなことでも覚えてくれていて。全員が担当者という雰囲気なんですよ」と、スプラッシュの素敵なところをたずねると、もう止まらない佐藤さん。
「あ、これは絶対に書いてほしいんですが、わたし、もし美容師として働く立場だったら、絶対にスプラッシュで働きたい。それくらい素晴らしいサロンなんです」(佐藤さん)
カット技術もサロンの居心地も、ここで間違いない!というサロンを見つけられたらいいですね。
ヘアサロン:Hair Splash 担当:tomoneさん
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撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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