賀来千香子さん風ヘアのオーダー法 ヘアスタイル研究所・その4
2013年05月31日
タレントさんのヘア研究、第四弾は光文社「HERS」の表紙モデルさんで、賀来千香子さん! 男女ともに好印象な賀来さんの魅力を研究します。
フェミニンなお洋服もカジュアルなテイストもどちらでも着こなせる、とってもオシャレな賀来さんヘアは、ショートレイヤーにボブのテイストを加えた「ショートレイヤー・ボブ」!
賀来さん風になるポイント:
1:思い切って短くカットした前髪
2:トップはボリュームが出るようにスッキリ軽く
3:フワッと後ろに流れる、丸みを残したサイド
4:カラーリングは控えめながら透明感を意識したオリーブ・ベージュ 以上を押さえておけばバッチリ!
更に詳しく書きますと
1の前髪は「眉毛に掛からないくらいの長さ」で、「おでこが少し透けるくらいの軽さ」。 賀来さんのキャッチフレーズ、『清潔なのに』の部分はコレの効果が大きいかと思います。 潔く眉を出した短めバング(前髪)はアクティブな印象を与え、前向きに人生を楽しむ大人女子世代にはピッタリのデザインポイントになります。
2のトップは「分け目が付かないくらい短く」! 前に持ってくるとカジュアルに、横に流すとカッコ良く、どちらにもいけちゃうツーウェイトップです。 以前紹介させて頂いた黒田知永子さんや富岡佳子さんもそうなのですが、どちらかと言えば前に持ってくるのが今時大人女子の定番になりつつあるようですね。
そして3。 「軽さを出して前上がりにカットした」ココに後ろへの流れ(リバース・カール)を持ってくる! トップでカジュアル感を出した分、ココを後ろに流すことでエレガントな女性らしさが加わります。
そして4のカラーリングは、褪色(染めた髪が色褪せること)しても赤みが出づらい「6トーンくらいのオリーブ・ベージュ」を選びます。 透明感がありながら落ち着きのある上品な明るさを表現するために、明るめのオリーブと暗めのベージュでいいとこ取りを狙います。 気になる白い髪もカバーできますよ。
そしてアレンジの定番、「耳かけ」! この写真のようにスポーティ・ミックス系ファッションの時に効果絶大な「耳かけ」。 オシャレ感と機能性を兼ね備えたこのアレンジを可能にするのは「耳の後ろを軽く」する「インナーレイヤー・カット」のおかげ。 ベースカットでは取りきれない耳周りの重さを、「レイヤー(段を入れる事)を内側に仕込む」インナーレイヤーで削ります。 美容師さんには「耳かけが出来るように、長さを残したまま内側を軽くして下さい」とオーダーして下さいね。
そして、やはりカールは必須です! 「トップはふんわりと、サイドは後ろに流れるように、バックは緩めの内巻きに」パーマをかけてもらいましょう。 大きめのカールがしっかりかかってダメージも抑えられる「クリープ・パーマ」がおススメです。 栄養分を補給しながらゆっくりと(クリープ)カールを固定するクリープ・パーマで、湿気で崩れやすい梅雨の時期を乗り越えましょう。
解説:土屋サトル(MINX)
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