2013年05月20日
すっと伸びた背筋が美しい山梨香織さん(40歳)。それもそのはず、3歳から始めたバレエをいまでも継続されているそうです。そのバレエのために、ロングスタイル時代が長かったという山梨さん。
「長年ポニーテールをしてきたので、生え際が心配で(笑)。長さを優先させるのではなく、手入れが簡単なスタイルにしたいなって思うようになりました」(山梨さん)。
そんなとき、ヘアカタログを見て、「この人のセンスなら自分に合っていそう!」と一目ぼれしたのがJUNさんだったそうです。
クセ毛が悩みの山梨さん。過去にもショートにチャレンジしたことがあったそうですが、「まるでベティちゃんのようになってしまって(笑)。この天然パーマでショートヘアは難しいだろうとあきらめていたんです。それが、JUNさんに切ってもらって本当にびっくり。初めて、クセも含めて、個性を生かしたスタイルを見つけてもらえました」(山梨さん)
「山梨さんのクールなかっこよさを引き出すために、カットでデザイン性を加えています。パーマはかけていません」(JUNさん)。あえてクセが出やすくなるようにハイレイヤーを入れ、質感調整で不揃い感を出したそう。ハサミをたてに入れるチョップカットや、すきばさみを使ったカットで、動きのあるウルフレイヤーになっています。
カラーは全体染めで4レベルのナチュラルブラックを全体染め。アクセントカラーにアッシュを使用。クールな印象のブラックが、山梨さんの個性を際立たせています。
「ポニーテールでなくてはスタイルが決まらない。汗だくになるスポーツなので、髪はまとめていないと始末が悪い。そういうのは、自分の固定概念だったのかも。今でも週3回バレエに通っていますが、ピンでまとめればまったく問題なくて。やってみないとわからないですね。クセをおさえることしか考えていなかったのに、JUNさんの技で、素敵な髪型にしてもらえました」(山梨さん)
海外で暮らした経験もあるという山梨さんにとって、日本のへアサロン事情はとても贅沢だといいます。「日本の美容師さんのレベルは本当に高いし、それぞれ個性的。探せばきっと、運命の美容師さんが見つかると思うんです」 これからも、JUNさんとのお付き合いは長く続きそうです。
ヘアサロン:Bivo PHASE(ビーヴォ フェーズ) ヘア担当:JUN
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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