2013年12月10日
介護会社の役員・珍田純子さん(52歳)。
「会社代表として人にお会いする機会が多いので、ファッション、ヘアスタイルには気を使います」と珍田さん。
担当の三笠さんとの出会いは、娘さんが素敵なヘアスタイルを雑誌で見つけたことがきっかけだったそう。「娘が18歳のとき、母親としてお店についていったんです」(珍田さん)。その最初の施術で、三笠さんのセンスと人柄に惚れ込んだ珍田さん母娘。以来、お二人とも、三笠さんに担当してもらって、そのお付き合いはもう10年になるそうです。
現在、髪を伸ばしている途中という珍田さんに、「前髪の短いバランスでオシャレ感を出しました」(三笠さん)。テーマは、”オシャレにシックに知的に”。
あごのラインで長さを決めたえり足から、サイドにかけてレイヤーを入れました。サイドはあご上にくる長さに。全体に丸みがつくようにグラデーションカットしていきます。
前髪はまゆ上の長さでギザギザにカット。そうすることで、表情に明るさとオシャレ感が出ます。
「伸ばしかけでも、前髪とのバランスでプチチェンジして、飽きないように工夫しています」(三笠さん)といううれしい配慮も。
カット、カラー、パーマと、細部に工夫が施されたこのスタイル、珍田さん、いかがですか?
「伸ばす途中なのにスタイリングが難しくないんです。おしゃれでしかも手間がかからない、今回のスタイルも大満足です!」( 珍田さん)と、たいへん気に入った様子。
カラーはパールアッシュ。根元にはグレイカラーを。毛先はミルボンのファッションカラー9レベルトーンを使用。根元のグレイカラーと毛先のファッションカラーが混ざって色がにごらないようにするのがポイントだそう。
髪のクセが少々気になるという珍田さん。毛流れを整えるのと、トップのボリュームアップのために少しだけパーマをかけています。
「見せるパーマではなく、あくまでも機能重視の”見えないパーマ”です」(三笠さん)。トップ中心に、30㎜~25㎜のロッド10本を使用しています。
珍田さんに、三笠さんのところに10年、通い続けている理由をうかがいました。
「誠実で、センスがよく、技術があるから。そして何より、本当にによく話を聞いて、ニーズをくみとってくださるからです。腕に自信がある人って、自分を主張する方も多いと思うのですが、三笠さんにはそういうところがまったくない。結果、毎回、満足度の高いカットをしてくださいます」と珍田さん。
目指すレングスまで時間をかけて伴走してくれる。その時々の気分を聞き出してくれる。そんな美容師さんに出会えたら、うれしいですね。
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撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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