ノーブル艶やかヘアで 上品な雰囲気に
2014年06月06日
13歳と3歳の娘さんのママ、大下沙綾佳さん(42歳)。
3歳の季愛來(きあら)ちゃんと登場していただきました。
「40歳をすぎたころから、身体の変化を感じるようになりました。20代の頃は、“クスミ”ってどういう状態か知りませんでしたが、身を持ってわかるようになりました(笑)。髪の毛にも白髪が増えて、こまめなお手入れが必要になりました」と大下さん。
じつは、担当の近藤繁一さんとは、20年以上のお付き合い。
「これだけ長くご担当いただいているので、もう、他にはいけません」と大下さん。
今回は、どんなオーダーをされたのですか?
「出産した頃は短くて。それをだんだん伸ばしてきたところなので、長さは変えずにフェミニンに。毛先の傷みをととのえてほしいとお願いしました」(大下さん)
近藤さんがテーマとしたところは、
「品よく柔らかい、ノーブルな女性」。揺れ動く曲線でしなやかなミディアムを表現したといいます。「2人のお子さんの子育て・家事などで多忙な毎日の中、少しでもキラキラした毎日を送っていただきたいと思いました。もともと華のある方なので、カラーをプラムに。レングスは鎖骨に設定し、首周りを毛先のリズムによって動きを付けました。全体をCラインにすることでハツラツとしたイメージにできたと思います」(近藤さん)
カットは襟足から15㎝くらい、サイドが鎖骨下くらいのゆるやかな前上がりバランスがベース。
前髪はリップラインよりやや長めに。
裾には3分の1くらいのレイヤーを入れています。
バックは手入れがしずらくないように、段の幅を少な目にし、内巻のブローのとき、ブラシが入りやすいようにという配慮も。
カラーは名づけて「バイオレットプラム」。
グレイ用にはウェラコレストンパーフェクトのピンクブラウン9/05、ファッション用には99/45、それぞれローズブラウンをOX6%を1:1で配合し、新生毛部分に塗布します。
99/45ローズブラウンとOX3%をすでに染まっている部分にカラーをリチャージし、ツヤを戻します。
「エレガントな雰囲気がとても気に入りました。近藤さんのカットは2か月たってもいいかんじでくずれない。カットの技術が素晴らしいんです。スタッフのみなさんもほんとうにかんじがよくて。子供を連れていっても遊んでくださるし、娘もヒステリアが大好きです。主人も通っているんですよ」と大下さん。
年代とともに、ライフスタイルとともに、どんどんその関係性も進化する。
そして、その時々に合った自分のスタイルを提案してくれる。
そんな美容師さんなら、永くお付き合いがつづきそうですね。
へアサロン:HYSTERIA 青山 ヘア担当:近藤繁一さん
ホームページはこちら http://www.hysteria.co.jp/index.html
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
関連記事
★ボリュームを意識したカットで扱いやすい髪へ【京都市左京区】