2013年02月25日
「美しい」「綺麗」「可愛らしい」……女性を形容する言葉は数多くありますが、願わくば「凛とした」という言葉が似合う女性になりたいなと思ったりします。ユニークピース、記念すべき1人めの女性は、そんな「凛」という言葉が芯から似合う本仲さん(44歳)。
普段は秘書として働いてらっしゃる本仲さんですが、職場での服装は自由。「可愛い雰囲気の服は苦手」だそうで、ワードローブは紺、グレー、黒、ベージュのモノトーンがベース。そこにブルーやイエローなどの差し色をきかせておしゃれを楽しんでいます。ネイルサロンは20日に1回は通う本仲さん。あまり派手なデザインは選ばず、グラデーションカラーなどでシンプルに。
そんな本仲さんのシンプルシックファッションを引き立ててくれているのが、まさに「凛」とした横顔が美しいショートボブ。
以前はショートの時期が長かったそうですが、この春前までは髪を伸ばしていたそう。またショートに戻って「やっぱり短いのがいいな」と再確認したそうです。
ヘアを担当した篠本さん曰く、「コンサバなスタイルよりも、ちょっとモードな雰囲気のあるデザインが似合うと思って、タイトなシルエットにこだわりました」とのこと。後頭部のウエイトをぐっとあげた前下がりのカットスタイル。頭の形が綺麗に見えるグラデーションカットを採用しています。
実は顔周りには長さを残してあります。それは、耳にかけてアレンジがしやすいから。この毛をおろすとまた別の表情になるので、ショートヘアでも2通りの雰囲気が楽しめます。「カラーはトップのフロント部分と前髪にハイライトを入れました。そのハイライトに隣り合うようなローライトも入れて、自然とメリハリが出るように計算しています」(篠本)
本仲さんは白髪がかなり少ないほうだそうですが、このカラーリングだと、少量の白髪を生かして、自然になじませることができるそう。アクセントとして、右サイドにはポイントのピンクカラーを内側に入れています。これは耳にかけたときに、チラッと見える程度のさりげなさ。こんな細かいこだわりも、おしゃれでいいですね。
半年前に始めたゴルフにはまっているという本仲さん。GWにはコースデビューを目指しているそうですが、このショートボブヘアは、ゴルフスタイルにも似合いそうですね。
ヘアサロン:terrace(東京・銀座) ヘア担当:篠本 尚紀さん
撮影:中村彰男 文/増田ゆみ