2013年06月17日
主婦の千葉智子さん(43歳)。子育て中とあって、髪に手間をかける時間がないので、いかに簡単に仕上げられるかがヘアスタイルに求める一番の要素だとか。
「乾かしただけで決まる。あまり作りこまず、外国人のようなナチュラルだけどおしゃれなスタイルにと、お願いしました」(千葉さん)。
担当の山岡さんとは8年のお付き合いだそう。
「以前、ビュートリアムの川畑さんに担当していただいていたこともあって、DIFINOに行くきっかけになったのも、BEAUTRIUMから独立した土橋さんのお店だったからです。そのときにアシスタントさんだったのが山岡さん。シャンプー、カラーも上手だし、何よりもセンスがよくて」と、絶大な信頼を寄せています。
今回、山岡さんが提案したスタイルのイメージソースは?
「ジェーン・バーキンです!巻いたりアレンジなしでも外国人風にナチュラルに決まる、大人にしかできない、かっこかわいいへアスタイルを目指しました」(山岡さん)とのこと。
「千葉さんの髪は、とってもいいくせがあるんです」と、素髪の特徴を生かせるのも、長年のお付き合いならでは。
「ジェーン・バーキンヘアは、前髪がポイント。厚めにとり、あえてジャマになるくらいの長さに。そして、しっかり斜めに流さないことで、外国人のようなナチュラル感が実現します」と山岡さん。
ジェーン・バーキンの厚みあるラインを維持できる量ぎりぎりで、なじむように毛量を丁寧に調整。軽すぎないけれど動きが出るようスライドカットすることで、柔らかな動きが魅力的なスタイルに。
カラーは名づけて「ミルクティーのようなまろやかな赤味のないJaneカラー」。 根元はグレイカラーでリタッチ。中間の毛先はクリーミーなやわらかい色合いに。根元から毛先にかけて、自然に明るくグラデーションを入れています。細かく入れたハイライトには、白髪が目立ちにくくなるというメリットも。
「ダウンスタイルでもルーズにしばっても様になる。シンプルな中にも遊びがあって、とても気に入りました。忙しさにかまけず、気持ちある丁寧なお仕事をしてくださる山岡さん。これからもよろしくお願いしますね」と千葉さん。
今後は、ショートにもチャレンジしてみたいそうです。 その時は山岡さん、どんなふうに変身させてくれるのでしょうか。
ヘアサロン:DIFINO(ディフィーノ) ヘア担当:山岡紀子
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撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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