2013年06月21日
フラワーアレンジメント講師の関屋紀子さん(44歳)。 担当の松永さんに出会ったのは8年前。それまでは、美容室に行くのが苦手だったそうです。
「なんだか気を使ってしまって……。でも松永さんはじめ、スタッフのみなさんの笑顔やトークがとても自然で、Abbeyがとても気に入っています」と関屋さん。
ヘアスタイルのオーダーは、「いつもお任せ。着物を着たくて前下がりのボブにしてもらったこともありました。そういえば、伸ばしていく中途半端な長さのときも、ストレスがなく、楽しかった。松永さんのカットが上手だからでしょうね」と、全幅の信頼を寄せています。
そんな関屋さんに松永さんが今回提案したのが、風にふかれるイメージのフェミニンスタイル。
「フラワーアレジメントの講師をされているので、フェミニンな女性らしさとおしゃれ感が出るようなスタイルを提案しました」と松永さん。前髪の量を多めにとることで、狭めなおでことのバランスをとっています。
フェミニンな中にもシックな仕上がりになっているのは、表面は長く残し、中間の重さをとって空気感を出しているから。中央より少し下の位置にウエイトポイントを作ることで、フォルムが立体的になっています。ユニークピース世代の甘すぎないフェミニンスタイルの完成です。
「いつも顔まわりや毛先は巻いて動きを出すようにしているんです。今回は、デジタルパーマをかけていただいたので、セットがとても楽です。それから、カラーも春らしくなってとても気に入りました」(関屋さん)
ヘアカラーは「根元にはグレイカラー、毛先はファッションカラー、ハイライトにはブリーチと、それぞれの箇所で細かく使い分けをしているんですよ」と松永さん。プロならではの技が光ります。 「いまでは主人もお世話になっています。松永さんのカット本当に上手なので、主人の後姿にほれぼれしています(笑)」と関屋さん。大事な人を紹介したくなる、そんなスタイリストさんに出会えたら、幸せですね。
ヘアサロン:Abbey(アビー) ヘア担当:松永英樹さん
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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