2013年10月24日
インテリアショップ勤務の徳永多恵さん(40歳)。
「柏木さんに担当してもらってから6年になります。きっかけは、雑誌の読者モデルのへアカット企画で担当してもらったこと。すごく新鮮なボブにばっさりカットしてもらって。それが企画でも大好評だったんですよ」と徳永さん。それ以来、ギリギリ髪を結べるそのレングスが気に入って。
「長さは変えずに、軽くしたり下を重めにしたり。毎回、違いを楽しんでいます」(徳永さん)
今回は、いつもより少し軽めのボブ。
「襟足の長さを残し、バングは丸みを出して、下ろしても横に流すことできるようにしました。アレンジ次第で、ONとOFFを使い分けることができるスタイルにしました」(柏木さん)
えり足を長めに残し、グラデーションカットで後頭部をボリュームアップ。サイドのアウトラインはやや前下がりにカットし、あごやや下のラインに設定。
バングからトップは高さが出るようにレイヤーを。バングはやや長めに。えり足にグラデーションを入れ、ちょっとくびれたシルエットに毛量調整。
カラーは、根元はナプラOGカラーのグレーカラーBe6.5トーンでリタッチ。中間から毛先は、ミルボンのオルディーブ、7.5トーンのノーブルプラムと7.5トーンのブラウンを3:1でミックスし、毛先に色味を出しました。
シンプルなスタイルも、計算しつくされたカットとカラーで、立体感のある「かっこかわいい」スタイルの完成です。
「柏木さんのカットって、柏木さんのキャラと反して(笑)、とっても繊細なんです。カットした後の毛先の当たりがふわふわで気持ちいいんですよ。サロンの帰り道は、いつも気分いいです。アレンジも楽しめる長さだし、丸みのあるデザインが自分に合っていると思います」と徳永さん。
20代より30代のほうが自分がよくわかってきて肩の力が抜け、気がらくだったという徳永さん。40代に突入していかがですか?
「身体や顔のラインが気になるのが40代なのかなって。でもがんばりすぎず、何よりも自分らしさをキープすることが大事じゃないかなって思うんです。20代は無理に背伸びしてて、逆に老けてたかも。40代はかわいいスタイルにもチャレンジしたいな。じつは、柏木さんのファッションにいつも注目しているんです。どこか少年ぽい遊びがあるのがいいなって」(徳永さん)
そのスタイルやセンスに共感できて、信頼できる。そんな美容師さんを見つけたら、安心してお任せできそうですね。
へアサロン：HOULe ヘア担当：柏木ゆたか
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撮影：中村彰男 文：丸山はなこ
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