2013年10月07日
船会社で営業事務のお仕事をしているという太田和美さん(47)。中学校3年生の息子さんがいらっしゃるというお母さんでもあります。
「忙しい毎日ですが、元気でいるために自分のためにキレイにしようって思っています。若い頃は、人の目線ばかり気になっていましたが、意識って変わるものですね」と太田さん。
坂狩さんに担当してもらってから4年になるそう。
「パーマにチャレンジしたいなと思っていたとき、『STORY』でステキなパーマスタイルを見つけたんです。それまで通っていたサロンには、パーマをかけると痛む髪質だからと言われてて……」(太田さん)。
どうしてもそのスタイルが気になって、NEWSHOTELに来てみたら、思い通りのパーマヘアに。「技術はもちろん、サロンの雰囲気がおしゃれ。それなのにスタッフのみなさん明るくきさくに声をかけてくださって、浮気が本気になってしまいました(笑)」(太田さん)
髪のうねりやパサつき、白髪が増えてきたこと、そして、顔が丸いことは子供の頃からお悩みという太田さん。坂狩さんは、その悩みをどのように解決されたのでしょうか。
「髪質はツヤのあるドライ毛。カラーやパーマは薬剤や手法を選べば、かかりやすい髪質です。とくにコスメパーマが“大好物”(笑)の髪質でいらっしゃるんですよ。お顔の丸さは、フロントトップに高さをつくることで縦に長さを作って解決しました」(坂狩さん)
肩下3㎝のミドルレイヤー。トップに、ひし形のシルエットを狙ってレイヤーを入れ高さを作りました。前髪は、髪を結んだときに、隙間が開かないようなラインでつくり、レイヤーを入れることでふんわりしたフロントトップをつくります。
カラーは、太田さんの髪質だとファッションカラーできれいに色が入るため、グレイカラーは使用せず、バック、サイドにローライトを重ね、ハイライトを6セット入れます。「根元が伸びてリタッチするごとに少しずつずらしてホイルカラーすることで透明感がある色に“育てて”いきます」と坂狩さん。カラーにも、先々を見越したプランニングがあるんですね。
パーマは、髪質に合わせてコスメ系カールローション(システアシン)でつや感を残してダメージ弱でかけます。アンダー20㎜5本、ミドル24㎜12本、トップ26㎜3本と、はえぐせを見極めながら箇所にあったロッドを選びました。
仕上がりは、作りこみすぎていない自然なスタイルですが、それは、髪を見極め、手わざを施した結果だったのですね。
「ツヤ感もあり、ふんわり優しい感じに仕上がって、大満足です。髪質、くせをわかってくれて扱いやすくしてくれる坂狩さん、今後ともよろしくお願いします」と太田さん。
これからも長いお付き合いが続きそうですね。
へアサロン:NEWS HOTEL ヘア担当:坂狩トモタカさん
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撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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