どこの国でも褒められる!こだわりの外国人風カラー
2014年06月02日
フラワーアレンジのお仕事をされている飯田孝子さん(63歳)。上海や台北など、海外にもアドバイスに行かれることもあるとか。趣味はテニスを楽しまれているというアクティブな女性です。
CANANNオーナーの長崎英広さんに出会ったのは8年前。いまでは井上博美さんと、長崎さんと、お二人に担当してもらっているそう。
「友人にカットとカラーが抜群にうまい人がいると紹介されたのが長崎さん。その評判はそのとおりで、個性を生かす似合わせの技術に秀でていました。井上さんは、長崎さんが、『飯田さんのためにつれてきました』って紹介してくれて。とても頼りにしています」(飯田さん)
ヘアスタイルのポイントは、なんといってもカラー!
どんなリクエストをされているんですか?
「普通のおばちゃんにはなりたくない。外国人風にしてくださいってお願いしています。私がイメージしていた、“フィンランドスモーキーカラー”になれるまで、1~2年かかっているんですよ。将来のなりたいイメージを伝えて、見事にかたちにしていただきました。とくに、仕事先の海外でよく褒められるんですよ」と飯田さん。
ミルボンのグレイカラーとファッションカラーを9レベルでミックスして、毎月、根元を染めます。毛先はファッションカラー10レベルで染めています。
半年に1度、耳上からハーフヘッドに、ライトナー(脱色剤)にブリーチを10%混ぜたもので髪を薄い毛束に分けとって、ホイルワークでカラーリング。そのことにより、立体感や色味が強調されます。
「明るさを重視するためパーマはしていません。アイロンで無造作に巻いて、ミルクとオイルを混ぜてスタイリングするだけで、メグ・ライアンのような柔らかな質感のヘアが完成します」と担当の井上博美さん。
30日に一度はCANANNに訪れるという飯田さん。「常にオリジナルな感性を発信されているクリエイティブな空間。スタッフのみなさんのヘアスタイルも素敵で、いつも感心しています」(飯田さん)
最後に、63歳の飯田さんに、若さの秘訣をうかがいました。
「なんといっても大事なのは、健康とシェイプアップ。身体のスタイルを維持しないと、イメージしている雰囲気にはならないでしょう? ヘアにひっぱられて、自分の生活をあげていただいているかんじです」と飯田さん。
撮影の最中にも、「こういうターバンしてみたいのよね」なんて、井上さんとヘアに関する会話を楽しまれる飯田さん。「年齢やキャリアはどれだけ重ねたって、やっぱりファッションを楽しまないと!」という一言が、とても印象的でした。
へアサロン:CANAAN ヘア担当:井上博美さん
ホームページ: http://www.canaan-salon.jp/index.html
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
関連記事