2014年07月04日
ライターの相原直子さん(41歳)。
ご主人の海外赴任でミュンヘンに行かれていて、戻られたばかりとか。
ミュンヘンではカットを任せられる美容師さんとの出会いに恵まれず、一時帰国のたびに武田さんの元を訪れたといいます。
今回のリクエストは、「ドラマティックな女性らしいスタイル。
だんだん男性の目線を気にしなくなってきてしまって。それではさびしい。つねに女でいたいなと思います」(相原さん)
「ボリュームのあるやわらかい感じを目指しました。相原さんの毛質は硬いので、やわらかく見えるように、
まとめてもいいかんじになるように」(武田さん)
長さは鎖骨下5㎝のところでグラデーションカット。
表面にレイヤーを入れ、軽さと動きを出します。質感と毛量を調整しながら動きを出します。
グレイ率は30%。「相原さんは白髪をとても気にされるのでしっかりと染めます」(武田さん)。
根元はグレイカラーの5~6トーンで、毛先は肌色がきれいにみえるノーブルプラム色を8トーンでなじませています。
トップのボリュームとやわらかな印象を出すために、トップから23㎜~20㎜で巻き下ろします。
「前髪とトップのボリュームを出すことが重要です。
スタイリングの際にも、トップと前髪の表面と毛先にソフトムースをもみ込むように仕上げるのがポイント」と武田さん。
「洋服は自分で変えられるけれどヘアはそうはいかない。いつも素敵なヘアスタイルにしてくださって
感謝しています」と相原さん。
へアサロン:MINX ginza
ヘア担当:武田智幸さん
ホームページ:http://www.minx-net.co.jp/
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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