2013年11月01日
歯科衛生士で4歳と1歳半の2人の男の子のママでもある林比呂子さん(40歳)。まだまだ手のかかる子育てに、てんてこ舞いの毎日だとか。
「サロンに行くと、ぼーっとしているだけでキレイにしてくれるし、たくさんの種類の中から好きな雑誌を選んで自分のペースでページをめくったりして。それだけでもう、極楽浄土です(笑)」と林さん。
お子さんを寝かしつけたあと、自分の時間を過ごそうと思っていても、疲れていっしょに寝てしまうこともしばしば。それだけに、angeで一人、ゆっくり過ごすひとときは、何よりもの贅沢なのだそう。
担当の佐藤貴之さんとのお付き合いは22年前にもさかのぼります。思い切ったベリーショートにしてもらって、そのカット技術にほれ込んだとか。いまではご主人、お母様、妹ご夫婦と、家族ぐるみでお世話になっているとか。
「たいていお任せなのですが、具体的に言わなくても形にしてくれるんです。しかも“いつもの感じで”がなくって、毎回違うスタイルにしてくれる。新鮮なんです」と林さん。
今回も、結べる長さを残してほしいという要望だけ伝え、あとはお任せ。そんな佐藤さんに林さんに提案したスタイルは、「“子育て忘れボブ”。疲れを感じさせないヌケ感と、日常からの気分転換がテーマです」(佐藤さん)
少しクセ毛があり乾燥毛。顔周りのボリュームがでずらく、われやすくなってきたため、タテスライスでカットし、骨格に合わせたグラデーションを入れて、毛先にきれいな丸みを出しました、前髪にボリュームを出すことで、イキイキとした若さを表現しました。
カラーリングは「ダークマゼンダ」。根元のリタッチは、ナプラのON-6で染色後、オルデーブの5-60/nでメッシュをいれることで、立体感を出しました。濃さを入れることで、次回までの退色も防げます。また、全体にはホーユーの7NV。ピンクをかぶせて黄味を消し、コントラストを調整しています。大人の品がアップします。
また、軽いストレートトリートメントをすることで、手触りがアップ。スタイリングでは、いちばんボリュームが出にくく、割れやすい前髪を17㎜のマジックカーラーでたてに巻き、全体の毛先にJカールをつけ、それをほぐせば、ツヤッとしたきれいなボブの完成です!
「育児に追われている毎日ですが、佐藤さんにカットしていただくことで、元気をもらえます。育児を終えて、また夫と2人で過ごす日がくるのも、いまから少し楽しみ。そのためにも若々しく、きれいでいたいと思います」と林さん。気心知れた佐藤さんとのお付き合いは、これからも長く続きそうです。
へアサロン:ange ZEST ヘア担当:佐藤貴之さん
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撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
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