2013年12月08日
NYの洋服やアクセサリーのオンラインショップを経営をしているという福島久美子さん(46歳)。
「子供が19歳と17歳。子育てがひと段落したので、何かしたいなと思って仕事をはじめました。主人の仕事の関係で、7年間NYに住んでいたこともあって。NYにいた頃、髪質に合ったカット技術がいかに大事かを実感したんですよ。日本人スタイリストさんの技術はすごいですね」(福島さん)といいます。
そんな福島さんと、担当の榊原章哲さんのお付き合いはGarlandオープンの頃から。もう2年になります。
「たくさんのサロンがある中から自分では決められなくて。感覚が自分と似ているお友達に紹介してもらったのですが、大正解でした。サロンも、明るい光が差し込み緑が気持がよくて。おうちのようにゆったりできるんですよ」(福島さん)
今回のリクエストは「年相応の落ち着きと、まとまりやすくお手入れしやすいスタイル」。毛量が多いこと。毛先がパサつきやすいこと。湿気で膨張してしまうことがお悩みだといいます。
そんな福島さんに榊原さんが提案したイメージは「さらっと前髪をかき上げても決まるナチュラルスタイル」
カットベースは前下がりのミディアムベース。毛先のおさまりがつきやすいようにしました。つぶれやすいトップにレイヤーを入れてふんわり感を出し、動きを出しやすくしています。
毛先の重さは残しながら、中間から毛先にスライドカットを入れて束感を出しました。
「ストレートタッチなスタイルが、福島さんの雰囲気とライフスタイルにお似合いだと思いました」(榊原さん)
カラーリングはラベンダーアッシュ。根元はタマリスLA8レベルを6%。中間から毛先はLA10レベルを3%。ワンメイクで塗ることで、しっとりした落ち着きいたスタイルが完成です。
「すっきりまとまったスタイルにしていただけて大満足です。私はどちらかというと、変化が苦手で新しいスタイルのチャレンジも得意ではないほう。そんな性格を榊原さんはよくご存じで、『ちょっと段を入れてみましょうか』と、時折、変化の後押しをしてくださるんです。榊原さんを信頼しているので、そんなチャレンジも楽しいんですよ」と福島さん。
歳を重ねるごとに、お手入れをちゃんとしているかどうかがとても大事だと思うようになったという福島さん。「とくに17歳の娘は手厳しいんです。他の方は口にしてくださらないのでありがたいのですが(笑)」(福島さん)
自分の髪質も、ライフスタイルも知り尽くして、さり気ない提案をしてくれる美容師さんは、ユニークピース世代の味方ですね。
へアサロン:Garland ヘア担当:榊原章哲さん
ホームページはこちら
撮影:中村彰男 文:丸山はなこ
関連記事