秋冬の髪の乾燥対策　浜ちゃんのヘアケア講座13

2013年11月03日

増田：なんだか、一気に秋めいてきましたね。

浜口：秋冬は、皆さんもご存知のように、空気が乾燥します。

増田：この時期は、髪も乾燥しますよねー。

浜口：今回は、髪の乾燥対策です。

浜口：本来健康な髪の毛には、11％〜14％の水分が含まれています。これは、完全に乾いたと思われている状態で、内部にそのくらいの水分を蓄えることが出来るという事です。

増田：なるほど。

浜口：髪が傷むと、水分保持が段々できなくなってきて、6％〜8％しか保持できなくなってきます。そうなると、髪が硬く感じたり、パサついたり、枝毛が出来やすくなったりします。髪の毛は、水分量が多いと柔らかく感じ、少ないと硬く感じるのです。

増田：だから、水分保持量が大事なのですね。

浜口：その通りです。毛先が乾燥して、ぱさぱさだと硬く感じるのはこのためです。

増田：どうすればいいんでしょうか？

浜口：対策としては２つ！！

１）水分が蓄えやすくなる様な状態に近づける

２）水分を直接、閉じ込める

この２つです。

増田：以前教えてもらった湿気対策と似ている気がします。

浜口：同じようですが、少し違います。

１）は、髪をケアして、水分を閉じ込めやすい状態にするということです。例えば、

・インバス（お風呂でシャンプーの後）のトリートメントを、保湿力の高いものに変え、毎日しっかりケアする。

・サロンでトリートメントをして保湿力を高めてもらう。

・アウトバスでも、ミストタイプで水分を蓄えやすい状態にする。

などが、挙げられます

２）は、髪が濡れている状態で、アブラ（油脂）をつけ、水分を逃がさないようにする。

・アウトバスのトリートメントのオイルタイプやミルクタイプの物で、水分を中に閉じ込める。

という方法があります。

増田：よくわかりました。

浜口：もちろん、１）と２）併用するのがベストです！！今年の乾燥のシーズンは、ツヤ髪で乗り切りましょう。

解説：浜口雄一さんヘアサロン：Cura（クーラ）