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    コラム, ヘアケア, ヘアケア商品, ホームケア

    シャンプーは高いもののほうがいいの? 浜ちゃんのヘアケア講座5

    2013年04月01日

    浜口 今日はシャンプーの選び方についてお話します。

     

    増田 よろしくお願いします。

     

    浜口 コンビニやドラックストアなどで一般に売られているパブリック品と、美容室で売っているサロン専売品に分けてお話します。

    増田 美容室で売っているシャンプーは高価なイメージがありますが、やっぱりサロン専売品のほうがいいんですか。

     

    浜口 気になりますよね。そのあたりも解説します。このパブリック品とサロン専売品を占いに例えるとしたら……。

     

    増田 占いですか。斬新な例えですね(笑) あ、さえぎってスミマセン。

    ユニピはまちゃん.007

    浜口 はい(笑)。占いに例えるとしたら、パブリック品は血液型占いで、サロン専売品は誕生日占いみたいな感じです。

     

    増田 うーんと(笑)、つまり、サロン専売品の方がパターンが多いってことですかね。

     

    浜口 そうですね。例えばパブリック品によくあるのがサラサラタイプとしっとりタイプの2種類に分かれているケース。多くの場合、どちらのタイプを選んでもそんなに、失敗がないように作られています。逆に言えば、多くの人にとって問題がない最大公約数的な商品だということですね。

     

    反対に、美容室専売品の場合は、もう少し個性的というか、特徴の強い商品が多くなります。ですからサラサラタイプを使うべきお客様がしっとりタイプを使用すると、しっとりしすぎてべたべたになってしまう事もあるわけです。

     

    増田 よくわかりました。で、どちらを選ぶのがいいのでしょうか。やっぱり高いものほどいいんですか?

     

    浜口 これは僕の個人的な考えになってしまうのですが、パブリック品のシャンプーで何の問題のない方は、無理に美容室でシャンプーを買わなくてもいいと思っています。パブリック商品にも良いものがけっこうありますから……。

     

    問題がある、というのは、毛先がパサつくとか、髪がまとまらないとか、カラーがすぐ抜けるなどです。次に美容室に行く間に起こる日々の髪に悩み。それらの多くは、専門的な機能を持つサロン専売品を使用する事により、改善される事が多いんです。

     

    増田 なるほど。髪に悩みがある人はサロン専売品を選ぶのがいいってことですね。でも、どうやって選べばいいんでしょうか?

     

    浜口 美容室で扱われているサロン専売品のシャンプーは、実は簡単に説明ができないくらい、沢山の種類があります。太さ、長さ、ダメージ、クセ、頭皮の状態、パーマ、カラー、ブリーチ、香り……。これらの全てが複合的に組み合わさっているので、ご自分で選ぶのは難しいと思います。美容室では、担当の美容師にどういう悩みがあるかを伝えて、いくつか候補を出してもらい、そこから選ぶのが良いと思います。

     

    増田 ユニークピース世代がシャンプーを選ぶときに気をつけるべきことは何ですか?

     

    浜口 シャンプーとは、髪を洗うことをさすと思っている人がほとんどだと思いますが、正確には髪ではなく頭皮を中心に洗うものです。

     

    増田 !!!!! 目からウロコ。確かに。美容室でのシャンプーって、頭皮を洗ってるイメージですよね。

     

    浜口 頭皮を洗うという視点で考えると、ひとつ、気になることがあります。皆さん、洗顔に関しては、皮脂を取りすぎない洗浄力のマイルドなものを好む女性が多いのですが、なぜかシャンプーは洗浄力の強いシャンプーを好む女性が多く見受けらます。泡立ちの善し悪しで選んでいる方も多いですよね。

     

    洗浄力の強すぎるシャンプーは、脂を取りすぎてしまう事が多いので、カラーが早く抜けたり、ダメージが多くなったりします。好みにもよりますが、出来るだけ洗浄力の低いものを選ぶと、いくつかの髪の悩みが改善される事が多いです。

     

    増田 洗浄力の強さってどこでわかるんですか?

     

    浜口 洗浄力の強さは、ざっくり言うと泡立ちの強さとだいたい比例していますので、参考にしてみてください。最後に、シャンプー選びの目安を箇条書きにしてみました。参考にしてみてください。

     

    ★こんな人はサロン専売品がおススメ
    ●ストレートパーマをかけるほどではないが、ゆるいクセのせいでまとまらない。
    ●カラーの色抜けや、パーマが落ちるのが早い。
    ●髪が、太くて多いため、まとまらない。
    ●ボリュームをだしたい。
    ●人と比べて、枝毛が多い。
    ●ハリやコシをだしたい。
    ●艶をだしたい。
    ●髪を、伸ばしている。
    ●髪の傷みを、改善していきたい。
    ●ダメージが大きい。

     

    ★こんな人は、パブリック品でも良い

    ●髪が太くも、細くもなく、ダメージが少なく、クセのない髪質

     

    ★こんな人は、パブリック品がおススメ
    ●極端に髪が細い人や、ブリーチ毛、ハイダメージで、シャンプーが終わった段階で、からみがヒドイ。(パブリック品のシャンプーの一部には、シリコンが入っているので、絡みを防止してくれる。)
    ●汚れがヒドイ、爪が長くうまく洗えない(パブリック品は洗浄力が高い為)

    増田 今回も、ためになるお話、ありがとうございました!

    解説:浜口雄一さん ヘアサロン:Cura(クーラ)

    ホームページはこちら

     

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